ファミリーセッションでは、ご家族で受講していただきます。

家族は特別な絆を持って近くで生活をしている人です。血がつながり、さまざまな関係性がつながっています。一方で、そうした深い関係性にも関わらず、別個の人間でもあります。したがって、ファミリーセッションでは、まずお子様自身がどんなストーリーを生きているかをご本人が、そしてご両親が、書き出していただくところから始まります。

人間はそれぞれ別のストーリーを生きています。親子関係であったとしても、同じストーリーを持っているとは限りません。ときにはお子さんが親を飛び越えてお祖父さんのストーリーを生きていることもあります。まずは家族一人ひとりが自立して自分の人生を見つめてみてどんなストーリーがあると認識するか、そこから始まります。

深い絆があるにも関わらず、エネルギーの出し方の特徴であるパターンも役割分担も一人一人異なっているのが家族です。似ているところがあることもあります。しかし、エネルギーの使い方の特徴は、お互いが考えるよりずっとバラバラに分かれています。それぞれが別個の人間と考えたほうがむしろ楽だったりします。これらをきちんとお互いが認識できること、これが家族という単位の関係性の整理のための出発点となります。

一人一人の家族がそのストーリーがサイクル(循環)を描き、その種が収穫を迎えるように共生できること、それが家族としての組織のエネルギーの共鳴を生み出します。「一番近い他人」のストーリーをいきいきとサポートできること、これが職場や会社での良好な関係性の基盤になります。

子供は大人が思うほど子供ではありません。「人生とは何ですか?」10歳、15歳のお子さんにご質問しても、立派な答えが返ってきました。家族の中でのお互いのストーリーをリスペクトできるような関係性が増えていくと、すばらしい世の中になると考えています。

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